たかはた夏まつり「青竹ちょうちんまつり」

高畠町に古くから伝わる「御仮屋のちょうちんまつり」。その起源は、安久津八幡神社のお神輿が、年に一度、縁日の夜に高畠巌島神社へ渡御したことに始まります。

このお神輿を迎え送る際、道筋の家々が屋代川の青竹に提灯を下げて飾ったのが祭りの始まりと伝えられています。

現在、祭りは商店街を舞台に、各戸が立てた青竹提灯が幻想的な光を放つ中で開催されます。夕刻から夜半にかけて、千数百人もの踊り手たちが「新高畠」や「高畠花笠音頭」に合わせて華やかに踊り歩くパレードは、見る者を魅了します。

伝統と歴史を感じさせる、高畠町ならではの美しい祭りです。